「EVE burst error」の版間の差分

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(EVE burst error (Windows 95))
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**『EVE burst error EXTRA』同上、1999年5月28日発売、品番 KICA-1225
 
**『EVE burst error EXTRA』同上、1999年5月28日発売、品番 KICA-1225
 
**『EVE burst error ORIGINAL SOUNDTRACK』同上、1998年11月27日発売、品番 KICA-1219 - 30+[[書き下ろし]]3曲のみ収録。[[カバーアート]]が原作の[[ボックスアート]]の流用のため勘違いしやすいが、収録曲はSS/Win95版のものである。
 
**『EVE burst error ORIGINAL SOUNDTRACK』同上、1998年11月27日発売、品番 KICA-1219 - 30+[[書き下ろし]]3曲のみ収録。[[カバーアート]]が原作の[[ボックスアート]]の流用のため勘違いしやすいが、収録曲はSS/Win95版のものである。
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* デュプレックス(アートワークデザイン)
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* 大須賀篤(アシスタントプロデューサー)、萩原大介、渡辺直哉(アシスタントスタッフ)
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* 安保久美子、中野孝夫(プロモーション)、加藤雅之/ファブリカ(プロモーションムービー)
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* 見留明広、高橋晶子、金子昌美、坂田尊司、草野一、田中智子(スペシャルサンクス)
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<!-- * 榎本大樹(CG監修・デザイン)、川崎健一郎、恩田佳代子、依田正美、高橋悠樹(CG)、小島伸一、秋山健太郎(背景加工)
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* クラフトマンアーツ、まる中(プログラム)、小川知輝、鈴木尚志、本多信幸(プログラム制作協力)
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きし誠二(アニメーション制作進行)、近永早苗、奥村よしあき、金鐘明、大藪佳奈子、山崎輝彦(アニメーション原画)、G&G ENTERTAINMENT(アニメーション動画・同仕上・同制作協力)、佐藤直子/木花(アニメーション色指定・検査)、田中充、小島伸一(アニメーション撮影)
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* 今工、渡辺浩、西本知代、近森真哉、長谷川靖(サウンドクリエイター)、[[TABプロダクション|TAB]](音響)、川田清貴/スワラプロ(アニメーション音響効果)
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* 塚本晶子(音声制作担当)、あつの一郎(音声エンジニア) -->
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当記事では混同を避けるために略記では'''PLUS'''とする。CERO規制の[[コンシューマーゲーム]]作品。[[アドヴァタイジングスローガン]]は「あの感動がPlayStation 2で再びよみがえる…」
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SS/Win95版スタッフの数名と当作からの新メンバーが手掛けたSS/Win95版準拠の[[リメイク]]。キャラクターデザイン&原画の一新、新規の動画パートの追加、[[#BGM|BGM]]の[[リミックス]]などが施されており、音声も新録されただけでなくまりな・真弥子・源三郎役などが変更された。
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新たに追加された機能に「'''C-motion'''」と名付けられた感情の変化をほぼ完全に視覚化する演出が追加されており、過去作では基本の静止画の表情か別の差分程度でしかなかったが<ref group="注釈">プリンでは基本が笑い顔で差分が泣き顔、松乃では差分が不安げな顔であり一致する場面が多いが、怒ったり呆れたりするやりとりが多い二階堂・弥生・氷室などに相応の差分は無いため、基本の表情のままといった具合。</ref>、アニメーションを用いることでより滑らか且つ細やかにテキスト上の心情や口調と合致する表情に変わったり全身でのリアクションもとるようになった。
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今作ではシナリオの加筆やイベントの変更があったほか、[[エピローグ]]直前の犯人解答が排除されたためエンディングは1つになった。
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システム上の変更点としては、本篇スタート時の主人公選択が削除され、物語の開始が小次郎編に固定されたことがあげられる。(直後にチェンジは出来るが、初見でまりな編からは始められない)。
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また、ユーザーインターフェースやフォントが変更されたほか、テキストの再改定も行われた。例えば、冒頭での「[[ルンペン]]の溜まり場」という表現は「お子様の遊び場」に変更されたほか、他作品に関する言及も同様に変更された。さらに、イベントシーンにおける説明調の独白は要約した[[台詞]]に差し替えられた。
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美術面でも変更が加えられ、SS版にあったパロディ系の原画は採用されなかった。小次郎は下衣が[[ワイシャツ#ビジネスとして用いる衿|スタンドカラーシャツ]]となった黒系一色で、首に[[首輪|クロスチョーカー]]という衣装に変更され、愛銃のグロック22カスタマイズの色を緑と黒系とのツートンに変更された。まりなはビジネススーツ然だった「ピンクの服装<ref>『PLUS』初回限定版「EVE Encyclopedia PLUS」83頁。</ref>」ではなく、デザインの凝ったオリジナルジャケット&[[キャミソール|ブラキャミ]]風の下衣と[[スリット]]入りの黒い[[ミニスカート]]という衣装に検定され、愛銃のベレッタM1919が2丁所持([[二丁拳銃]])で、さらに当作オリジナルで携帯場所がジャケットの袖口に仕込んだギミックになっている。エール外国人学校の制服もデザインそのものと共にカラーも青系から[[茶色|茶系]]に変更されたほか、一部キャラクターの髪形も変更された。
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出荷本数は累計4万5000本<ref>[[fonfun|ネットビレッジ]]株式会社、平成16年3月期中間決算短信。</ref>。
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* '''限定、特典、廉価版、移植'''
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**『EVE burst error PLUS 限定版DVD-BOX』 - 初回限定版。内容物:[[DVD]]サウンドノベル「EVE Memories」、設定資料集「EVE Encyclopedia PLUS」。
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**『EVE burst error PLUS ゲームビレッジ・ザ・ベスト』 - [[廉価版]]。原版<!-- 通常版 -->とは異なり[[CERO]]の審査対象となった。
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**『이브 버스트 에러 플러스』 - [[韓国]]版。
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* '''書籍'''
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** {{Cite book |和書 |title=EVE burst error PLUS オフィシャルガイド |date=2003-08-07 |publisher=[[エンターブレイン]] |isbn=4-7577-1558-7 |ref=PLUS OG }}
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** [[桜庭一樹]]『EVE burst error PLUS サヨナラキョウコ、サヨナラセカイ』同上、2003年8月20日発売、{{ISBN2|4-7577-1547-1}}
 
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2020年1月17日 (金) 11:33時点における版

EVEシリーズ > [[{{{2}}}]] > [[{{{3}}}]] > [[{{{4}}}]] > [[{{{5}}}]] > [[{{{6}}}]] > EVE burst error
EVE burst error [イヴ]
対応機種 PC-9801VX/UX以降
EVE同梱版Windows 98/Me/2000Pro/XP
開発 シーズウェア
発売元 シーズウェア
EVE同梱版:ホビボックス
発売日 1995年11月22日
EVE同梱版:2003年11月28日
価格
ジャンル アドベンチャーゲーム
レイティング EOCS:18歳未満お断り
EVE同梱版:メディ倫:成人指定
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 2
セーブファイル数 EVE同梱版:6
セーブファイル容量
メディア 3.5インチFD7枚
EVE同梱版:専用DVD-ROM1枚
ゲームエンジン
画面サイズ 640×392(原画部分は512×288)
BGMフォーマット FM音源YM2203
キャラクターボイス なし
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり(コントロールキー
オートモード なし
備考 * EVE同梱版:Version 1.01
  • 菅野洋之(プログラム)
  • 高岡佳史(CGデザイン、アートコンチ)
  • 野口征恒(CGダイレクト)
  • 北谷恵美、斎藤論薫(CGデザイン)

EVE burst error』(イヴ・バーストエラー、イブ バーストエラー)は、シーズウェアが製作したパソコンゲームを原作とする同名および別名の移植作やリメイクなどを含めた美少女ゲーム/アドベンチャーゲーム。後のEVEシリーズの第1作目でもある。

発売の年表は以下の通り。

概要

本作は、1995年PC-9801VX/UX以降の機種をプラットフォームとしてリリースされたアダルトゲームであり、シナリオライター・剣乃ゆきひろ(当時)の代表作の1つである。

原作の発売から約2年後には、セガサターン向けに移植された『EVE burst error』が発売され、そのSS版を逆移植してアダルト要素を追加した、Windows 95以降OS向けの『EVE burst error』も発売された。 また、SS/Win95版をベースとしキャラクターデザインや原画を一新したPlayStation 2向けの新たなコンシューマー版『EVE burst error PLUS』、その『PLUS』に18禁のアダルトシーンを追加したWindows 98以降OS向けの3度目のパソコン版『EVE』、Win95版のダウンロード版、『PLUS』とも異なるキャラデザ&原画の一新のみならず、原作のシナリオ(ストーリー・設定・トリックなど多数)までも改変されたPlayStation Portable向けの3度目のコンシューマー版『burst error -EVE The 1st.-』、原作/SS版/PLUSなどをミックスしてのデジタルリマスター版とでもいうべき『EVE burst error R』(後にRをベースにアダルトシーンもデジタルリマスターし、追加した『EVE burst error A』もリリース)などをそれぞれリリースし、合計35万本超の累計販売本数を達成した。

ゲーム自体は「コマンド総当り方式」で進められ、フラグを立てるには用意されている選択肢を手当たり次第に選択しなければならないが、シーズウェアの過去作『DESIRE』を初出とするマルチサイトシステムと名付けられた2人の主人公の選択機能を継承しており、片方の主人公だけでプレイしていても必ずどこかで行き詰るようになっている。言うなればプレイヤーが積極的に進めている主人公側のストーリーでたまたま死体を発見してしまったためトラブルは御免だとその場を立ち去った後は、もう1人の主人公のストーリーを進めていないと殺人事件として発覚しないため、新しいコマンドが追加されない(次の展開が起こらない)というようなもので、2人の主人公を切り替えながらゲームを進めていく。ただし『1st』だけは「ビジュアルノベル方式」が採用されたため読み進めるだけのゲームになっている。

舞台となる時代は作品ごとで差異があり、原作では1995年、SS/Win95/PLUSシリーズ/Rでは199x年となっている。

オリジナルスタッフの剣乃ゆきひろが関わったのは原作のみであり、セガサターン版以降の全作に一切関わっておらず、BGMを担当した梅本竜と共に2011年に他界した。

逆に原作にてCGスタッフの1人だった野口征恒、セガサターン版から参加した見留明広や渡辺豪などは複数作に関わっている。

EVE burst error

当記事では混同を避けるために略記では原作とし、2003年発売の『EVE』に同梱された完全移植版についてはEVE同梱版とする。18禁作品。EVEシリーズの中で剣乃が関わった最初で最後のタイトルであり、移植や続篇を経てからは「オリジナルEVE」「オリジン」とも総称され、「シーズウェアのNo.1ヒット作」「シリーズ最高傑作」などと評された。

男主人公で私立探偵天城小次郎視点の「Kojiroh」と、女主人公で国家エージェント・法条まりな視点の「Marina」のどちらかを選んで始め、それぞれ別のデータでのセーブを繰り返しながら「マルチサイトシステム」で相互干渉するイベントを消化しつつ進めていき、エピローグ直前にて問われることになる連続猟奇殺人事件の犯人名をプレイヤー自身で推理して解答し、その正否で分かれる2つの内のどちらかのエンディングで締め括られる。

最初の移植作となったセガサターン版からは、18禁表現がそのまま再現できない事情もあっていくつかのイベントの変更が常となり、特に直接的性交のアダルトシーンはPLUS18禁版を除いて全てカット、あるいはシナリオと原画そのものを変えて表現され、中でも小次郎編でのシリアとの6日冒頭イベントはほぼ全タイトルで改変されていった。

また、コマンドや会話では他のキャラを怒らせたり呆れさせたりする「おバカなこと」「突拍子もない選択肢」「猥談」が含まれていることも特徴としており、特に猥談については18禁ゆえの過激かつストレートな表現や記述が多く、PLUS18禁版でもこれらの表現の採用は見送られた。

当作の時点ではサイトチェンジのタイミングガイドやデータログ機能はまだ存在せず、セーブに関してもコンシューマーゲーム版のようないつでも開けるポーズメニュー制ではなく「あまぎ探偵事務所」か「サン・マンション403号室」、あるいは特定の場面までストーリーを進めることでコマンドに「セーブ・ロード」の選択肢が現れるという仕様となっている。

制作期間は4か月。出荷本数は数万本[1]

  • 音楽、書籍
    • (1996-12-25) [ EVE burst error [イヴ] 原画&設定資料集 ] ソフトバンク 1996-12-25 4-7973-0173-2
    • 『梅本竜RARE TRACKS Vol.4 EVE burst error "THE PERFECT"』EGG MUSIC RECORDS、2009年1月9日発売、品番 EMCA-0009 - FM音源チップ「YM2203」で鳴らしていたゲーム収録版ではなく、多重PCM音源を使用しPSGパートを復元しての豪華な音で新録した2枚組のサウンドトラックカバーアートはSS/Win95版のサントラとは逆で、Win95版のボックスアートなどで使用された裸体の真弥子のものを転用している。#BGMも参照。
    • 『EVE burst error "THE ORIGIN"』非売品 - コミックマーケット75やAC-MALL(EGG MUSIC直販サイト)で上述の『THE PERFECT』を購入した先着1000名のみに配られたもので、『THE PERFECT』とは逆でゲーム収録版そのままのサントラ。ただし、曲名が全く同じになっているため混同されやすい一面がある。

EVE burst error (セガサターン)

EVE burst error(イヴ・バーストエラー)
対応機種 セガサターン
開発 シーズウェア(企画・制作)
発売元 イマジニア
発売日 1997年1月24日(限定版含む)、1998年7月2日(VALUE PACK)
価格
ジャンル アドベンチャーゲーム
レイティング 18歳以上推奨
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 2
セーブファイル数 6
セーブファイル容量
メディア 専用CD-ROM4枚
ゲームエンジン
画面サイズ
BGMフォーマット
キャラクターボイス 全員
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり(Lボタン)
オートモード なし
備考 * スタジオ旗艦(原画・動画)
  • 野口征恒(演出・絵コンテ)
  • 渡辺豪(CG監督)
  • 高岡佳史、長谷川健次郎、浅原健児、梅村大輝(CG)
  • クラフトマンアーツ(プログラム)
  • 渡辺憲博、藤田正人(協力)

当記事では混同を避けるために略記ではSS版とする。18歳以上推奨のコンシューマーゲーム作品であり、キャッチコピーは「連続猟奇殺人事件の謎。」

原作スタッフの数名と当作からの新メンバーが手掛けた移植版。小次郎編DISC、まりな編DISC、テラー編DISC、Making of EVE burst error DISCとマニュアル、キャラクター設定集で構成されており、小次郎編、まりな編、テラー編の各DISCを入れ替えながらゲームを進める。

「Making of EVE burst error DISC」には、MAKING(製作現場、後日談)、SOUND(俳優、収録風景、MUSIC)、CG GALLERY(未公開映像、ANIME)が収録されており、これらは本篇をクリアしないと閲覧できない。

出荷本数は約20万ないし30万本で、1作目を題材にしたタイトル中で最大の売り上げを達成した。

原作との主な変更点

SS版ではキャラクターに声が追加された一方、小次郎編の小次郎およびまりな編のまりなは、プレイヤーが操作するキャラクターへの感情移入を容易にするために声が当てられなかった。

また、新しく追加された機能としては、サイトチェンジが必要なシーンになると効果音とアイコンの点滅で知らせるガイド機能、既読のテキストをある程度遡って読み返せるデータログ機能が追加された。

テキスト内における年代表記が「9x」に統一されたほか、演出面・テキスト面における卑猥な要素が削減された。

演出上の変更点としては、ほぼ全てのCGがアニメ絵風に統一されたことと、オープニングや戦闘シーンなどのアニメーションが追加されたことがあげられる。これに伴い、銃器の使用シーンが新規のアニメパートに置き換えられており、原作では設定だけで終わっていたレーザーサイトの照射や、FPS視点のみだった発砲シーンに俯瞰のカットを追加するなどしている。 なお、新規追加されたアニメーションは、『R』のオープニングアニメの素材として一部が採用された。

エンディングの順番も変更されており、裸体のカットが「起きる時間です」の後に、ポートレイト風カットがクロージングクレジットの前になっており、人物の衣装が私服から劇中準拠に変更されている。また、クレジット演出もキャラの立ち絵を用いた紹介ではなく単なる文字のみで、最初のクレジット者が小次郎ではなくまりなになっている。加えて、今作はレイティングの関係によるアダルトシーンの改変に端を発するシナリオやビジュアルに手が加えられた最初の作品でもあり、それらは剣乃ではなく別人(非公開)、田島(松本、薄)ではなくスタジオ旗艦などが担当した。

また、SS版におけるパロディとして『エイミーと呼ばないでっ』の篠原栄美(しのはらエミ)をはじめとする様々なキャラクターがモブキャラクターとして登場した。

BGMは梅本および高見ではない別人(非公開)の手によるアレンジが施され、一部効果音が変更された[1]

  • 限定、特典、廉価版
    • 『EVE burst error Premium Pack』 - 初回限定版。
    • 『EVE burst error & EVE The Lost One VALUE PACK』
  • 書籍、グッズ

EVE burst error (Windows 95)

EVE burst error(イヴ・バーストエラー)[注釈 1]
対応機種 Windows 95/98/Me/XP[注釈 2]
Windows 98/Me/XP(DVD-ROM版)
Windows 2000/XP[注釈 2](ダウンロード版)
開発
発売元 日本の旗 日本 シーズウェア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カナダの旗 カナダ JAST USA[2]
日本の旗 日本 DMM.com(ダウンロード版)
発売日 日本の旗 日本 1997年5月30日(限定版含む)、2000年5月26日(Millenium BOX)
日本の旗 日本 1999年7月16日(DVD-ROM版)
日本の旗 日本 2010年6月18日(ダウンロード版)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カナダの旗 カナダ 不明
価格
ジャンル アドベンチャーゲーム
レイティング 日本の旗 日本 R指定
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カナダの旗 カナダ テンプレート:ESRB-M[3]
コンテンツアイコン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カナダの旗 カナダ Mature Sexual Themes
キャラクター名設定 不可
エンディング数 2
セーブファイル数 6
セーブファイル容量 32MB以上
メディア 専用CD-ROM3枚、専用DVD-ROM1枚、ダウンロード販売
ゲームエンジン
画面サイズ 640×480 32000色以上(原画部分は600×360)
BGMフォーマット
キャラクターボイス 全員
CGモード なし
音楽モード なし
回想モード なし
メッセージスキップ あり[注釈 3]タブキー
オートモード なし
備考 * Version 1.0.7
  • Pentium MMX以上
  • 高岡佳史、長谷川健次郎、梅村大輝(CG)
  • スタジオ旗艦(アニメーション)
  • クラフトマンアーツ(プログラム)
  • Dr.Adlers、Hideo Yoshimura、坂田尊司(トランスレーション

当記事では混同を避けるために略記ではWin95版とする。キャッチコピーは「AVG史上に残るこの名作を 今、最高のクオリティで。」

SS版スタッフの数名と当作からの新メンバーが手掛けた、成人向けの逆移植作にあたり、サイトチェンジに際し各DISKを交換しなければならない欠点があったが、今作ではプレイ状況に応じたCDの入れ替えのみになった。

本篇中のBGMをFMシンセサイザーGM・コンパチブルから選べるようになった。 エンディングが再編集された結果、日記からクロージングクレジットの間にあった裸体のズームアウトのカットが削除され、タイトル画面の流用でスタッフを、次にキャラの立ち絵を用いた原作準拠の演出で小次郎からキャストを紹介し、SS版準拠のポートレイト風カットで締め括られるものとなった。

当作は北米に向けて発売されたバージョンもあり、テキストは英語に対訳されているが、音声は日本版そのままとなっている。 プリン/プリシア、茜、シリア、アクア、ディーブ、シルディμ-101などが改名されている。 また、猥談系のコマンドや会話がより厳格に修正されており、たとえば6日プールでの事後のまりなの解答理由が「あれは諜報に携わる者じゃないとわからない気持ち。」ではなく「It's a woman's sixth sense.(女の第六感)」という言い回しに変更されている。

出荷本数は累計9475本[4]限定、特典、廉価版、移植

    • 『EVE burst error 初回限定15,000本“プレミアム・マウスパッド付”バージョン!』 - 初回限定版。ボックスアート(以下BA)は裸体の真弥子が描かれたデザイン。
    • 『EVE burst error Millenium BOX 2000』 - 新たな限定版。下記のDVD-ROM版より後発だがソフト本品はCD-ROM版となっている。
    • 『EVE burst error DVD-ROM版』 - 指定OSからWin95が除外されている。なお、後年のPLUS18禁版における商品タイトルと似ているため混同されやすい一面がある。BAは原典とほぼ同じ。
    • 『EVE burst error』 - ダウンロード版。DMM.comウェブサイトでは18禁ゲームとして扱われているが、内容はR指定そのままである。アイコンはSS版を加工したデザイン。
    • 『EVE burst error』 - 北米版。

音楽 **『EVE burst error 小次郎編』キングレコード、1998年4月24日発売、品番 KICA-1210 - オーディオドラマドラマCD)のシリーズ。全4作。

    • 『EVE burst error まりな編』同上、 1998年6月26日発売、品番 KICA-1213
    • 『EVE burst error エルディア秘録編』同上、1998年10月23日発売、品番 KICA-1218
    • 『EVE burst error EXTRA』同上、1999年5月28日発売、品番 KICA-1225
    • 『EVE burst error ORIGINAL SOUNDTRACK』同上、1998年11月27日発売、品番 KICA-1219 - 30+書き下ろし3曲のみ収録。カバーアートが原作のボックスアートの流用のため勘違いしやすいが、収録曲はSS/Win95版のものである。

EVE burst error PLUS

EVE burst error PLUS[注釈 4](イヴ・バーストエラー・プラス[5]
対応機種 PlayStation 2
開発 シーズウェア(制作・著作含む)
発売元 日本の旗 日本 ゲームビレッジ(制作協力含む)
大韓民国の旗 韓国 ソノコン
発売日 日本の旗 日本 2003年7月24日(限定版含む)、廉価版 2005年3月24日
大韓民国の旗 韓国 2004年6月23日
価格
ジャンル アドベンチャーゲーム
レイティング 日本の旗 日本 CERO:C 15歳以上(廉価版から導入)
大韓民国の旗 韓国 GRB:15歳未満提供禁止(★★)
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 1
セーブファイル数 10
セーブファイル容量
メディア 専用DVD-ROM1枚
ゲームエンジン
画面サイズ
BGMフォーマット
キャラクターボイス 全員
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり(L2/×ボタン
オートモード なし
備考 * ロジスティックス(アニメーション)、花沢成江(アニメーション作画監督)、田中充(オープニングムービー)
  • 浅井義之(絵コンテ・演出)
  • 中川達人(音声プロデューサー・音声ディレクター)、林健生(音声ディレクター)
  • デュプレックス(アートワークデザイン)
  • 大須賀篤(アシスタントプロデューサー)、萩原大介、渡辺直哉(アシスタントスタッフ)
  • 安保久美子、中野孝夫(プロモーション)、加藤雅之/ファブリカ(プロモーションムービー)
  • 見留明広、高橋晶子、金子昌美、坂田尊司、草野一、田中智子(スペシャルサンクス)

当記事では混同を避けるために略記ではPLUSとする。CERO規制のコンシューマーゲーム作品。アドヴァタイジングスローガンは「あの感動がPlayStation 2で再びよみがえる…」

SS/Win95版スタッフの数名と当作からの新メンバーが手掛けたSS/Win95版準拠のリメイク。キャラクターデザイン&原画の一新、新規の動画パートの追加、BGMリミックスなどが施されており、音声も新録されただけでなくまりな・真弥子・源三郎役などが変更された。

新たに追加された機能に「C-motion」と名付けられた感情の変化をほぼ完全に視覚化する演出が追加されており、過去作では基本の静止画の表情か別の差分程度でしかなかったが[注釈 5]、アニメーションを用いることでより滑らか且つ細やかにテキスト上の心情や口調と合致する表情に変わったり全身でのリアクションもとるようになった。

今作ではシナリオの加筆やイベントの変更があったほか、エピローグ直前の犯人解答が排除されたためエンディングは1つになった。

システム上の変更点としては、本篇スタート時の主人公選択が削除され、物語の開始が小次郎編に固定されたことがあげられる。(直後にチェンジは出来るが、初見でまりな編からは始められない)。 また、ユーザーインターフェースやフォントが変更されたほか、テキストの再改定も行われた。例えば、冒頭での「ルンペンの溜まり場」という表現は「お子様の遊び場」に変更されたほか、他作品に関する言及も同様に変更された。さらに、イベントシーンにおける説明調の独白は要約した台詞に差し替えられた。

美術面でも変更が加えられ、SS版にあったパロディ系の原画は採用されなかった。小次郎は下衣がスタンドカラーシャツとなった黒系一色で、首にクロスチョーカーという衣装に変更され、愛銃のグロック22カスタマイズの色を緑と黒系とのツートンに変更された。まりなはビジネススーツ然だった「ピンクの服装[6]」ではなく、デザインの凝ったオリジナルジャケット&ブラキャミ風の下衣とスリット入りの黒いミニスカートという衣装に検定され、愛銃のベレッタM1919が2丁所持(二丁拳銃)で、さらに当作オリジナルで携帯場所がジャケットの袖口に仕込んだギミックになっている。エール外国人学校の制服もデザインそのものと共にカラーも青系から茶系に変更されたほか、一部キャラクターの髪形も変更された。

出荷本数は累計4万5000本[7]

  • 限定、特典、廉価版、移植
    • 『EVE burst error PLUS 限定版DVD-BOX』 - 初回限定版。内容物:DVDサウンドノベル「EVE Memories」、設定資料集「EVE Encyclopedia PLUS」。
    • 『EVE burst error PLUS ゲームビレッジ・ザ・ベスト』 - 廉価版。原版とは異なりCEROの審査対象となった。
    • 『이브 버스트 에러 플러스』 - 韓国版。
  • 書籍
  1. 1.0 1.1 CDアルバム『THE PERFECT』付属ライナーノーツでの梅本竜による解説「Chaptor 1 "The Game Music" The Perfect」。
  2. eve Burst Error - PC - IGNIGN、2014年5月28日閲覧。
  3. Eve Burst Error」 ESRB公式ウェブサイト、2014年5月28日閲覧。
  4. 『月刊デジタルメディアインサイダー』 1997年8月末時点。
  5. ソフト現物の背表紙。
  6. 『PLUS』初回限定版「EVE Encyclopedia PLUS」83頁。
  7. ネットビレッジ株式会社、平成16年3月期中間決算短信。


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